KPIとKPG
KPIとは、Key Performance Indicators(重要業績評価指標)の略で、組織やプロジェクトの目標達成状況を測定するための指標のことを指します。KPIは、事業戦略に基づいて設定され、具体的で計測可能なものである必要があります。KPIは、定量的に計測され、定期的に報告され、分析され、業績の改善につながるアクションを打つために利用されます。
一方、KPGは、Key Performance Goals(重要業績目標)の略で、KPIを達成するために設定される目標のことを指します。KPGは、具体的で測定可能な目標である必要があり、それに向けたアクションプランを策定し、定期的に進捗を確認することが重要です。KPGは、組織やプロジェクトの方向性を示し、KPIを達成するための具体的な取り組みを促す役割を果たします。
KPIとKPGの具体例を以下に示します。
KPIの具体例:
- 月間売上高:月ごとの売上高を数値で表し、目標を設定する。
- クライアント満足度:定期的にアンケート調査を行い、クライアント満足度を数値で表す。
- ユーザーアクティブ数:アプリやウェブサイトのユーザーアクティブ数を測定し、目標を設定する。
- メール開封率:メールの開封率を測定し、改善点を把握する。
KPGの具体例:
- 顧客中心主義:お客様のニーズに合わせたサービスを提供する。
- 品質第一主義:製品の品質を追求し、安全性や信頼性を高める。
- 環境保護主義:環境に配慮した事業活動を行い、環境保全に貢献する。
- 社会貢献主義:社会に貢献することを目的に、CSR活動を積極的に行う。
具体的に数値として表すと下記のようになります。
KPI:
- 月間売上高:1億円
- 新規顧客獲得数:20社
- 個人売上ランキングTOP10入り:3回
KPG:
- 顧客満足度調査の結果、90点以上を維持すること
- 顧客からのクレーム数を年間10件以下に抑えること
- 新規開拓した顧客からのリピート率を年間50%以上にすること
また、KPIで新規顧客獲得数:20社とした場合、日々の活動への落し込みと細分化する必要があります。
- 新規顧客獲得数:月20社 獲得するならば、1日1件の新規顧客獲得
- 成約率1%など指標があれば、テレアポ1日100件の営業活動
- 1日8時間労働の場合、6時間はテレアポで17件/時間
- etc.
このように、KPIは定量的な目標を示すものであり、KPGは顧客満足度や企業のブランドイメージなど、より定性的な目標を示すものとなります。どちらも、目標達成のために必要なアクションを明確化し、計画の進捗状況を管理する上で重要な役割を果たします。

